アサヒアレックスアジアの設立に関して
我々が理想として掲げるのは「住宅建設を通じて、豊かな生活と幸せをお客様に提供する」ことです。
日本では40年の歴史と3000件の新築住宅の実績があり、次の挑戦として選んだのがタイでの事業です。
私、石倉茂雄は数回のタイへの旅行で、気候が良く、物価の安いタイ、そして親しみやすいタイ人が好きになりました。タイという国は素晴らしい魅力を持っています。タイは3、40年前の経済成長期の日本に似ています。
タイは豊かになり、タイ人の目が住宅や暮らしの豊かさに向くと踏んだ私は、トイレ革命を起こすべく、温水洗浄便座を普及させ、トイレをリラックスの場にしたい、と考えるようになりました。更に住宅建設の革命も必要であると考えました。
技術に関する知識と品質管理は住宅建設にとって重要な要素ですが、タイの建設の実態はひどく、スケジュールが遅れるのは当たり前、ヘルメットもかぶらず、サンダルで高所作業をしたり、職人が建材を盗んで、売り払ったりという状況で、「タイで家を建てるなら、家族の誰かが仕事を辞め、毎日、現場で職人を管理しないと工事が永久に終わらない」とも言われています。以前は日本でも、職人が建設現場の管理者で、彼らが現場を管理する権限を持っていました。しかしそれでは客観的な目で、品質の担保ができません。よって我々はタイでも品質管理の責任者(現場監督)を置くようにしました。
加えてスケジュール厳守、現場清掃の徹底、1年保証を掲げ、タイのお客様にも日本のお客様同様、家づくりに満足して頂けるよう、日々、奮闘しております。